注文住宅　完成までの流れ　その１ | 札幌で数多く手掛けてきた注文住宅の施工事例をブログで詳しく紹介しております

お客様からの問い合わせで「新築希望。入居まで6か月程度、土地未定、予算概算」という方がまれにいらっしゃいます。さて6か月で注文住宅が可能でしょうか？
今回は「土地未定で住宅ローンを利用して注文住宅を考えている方」の場合のエコットハウス（パッシブ換気システム+次世代レンガ）での流れをご紹介したいと思います。
「工務店から見る土地さがし」でも触れましたが、土地によって建てられる住宅の広さ・高さや位置に制限がありますし、交通や公共機関、買い物の便など良い条件の土地は高く（広さを求めれば高く、価格を抑えれば狭く）なりがちです。 土地探しに1か月程度（条件によりかなり差があります）、同時進行で住宅のプランを決め、予算を決めて銀行の融資申し込みに向けて準備を進めます。
土地とプランが決まり、ローン審査が通ったら土地の売買契約をし、住宅の設計施工請負契約をします。 ご契約時に最終プランの確認をし、変更がなければ確認申請を出します。同時期に木材の打ち合わせ、外壁（次世代レンガ）の発注など協力業者との調整が始まります。 土地の地盤調査をし、必要であれば杭工事も行います。（この前にエコットハウスのお客様では地鎮祭をされる方が多いです。）
確認申請を出し、確認済み証が交付されるまでに１０日から１４日、長くて1カ月ほどかかります。確認済み証が交付されたら基礎工事です。パッシブ換気システムの給気管埋設や基礎コンクリートなど、１か月ほどかかります。（コンクリートの養生期間は気温によって変わります）
さて、ここで２カ月半から3カ月経っています。タイミングによっては必要な申請や検査に時間がかかったり（予定より早まったり）もするのであくまでも目安です。 まったり更新でお送りする「注文住宅完成までの流れ」次回に続きます。
駆け足でざっくりと進みましたが、工程については公式ホームページの現場レポートに詳しく書かれていますので、ぜひご覧ください。